ミャンマーの都市

[ヤンゴン]
ヤンゴンとはミャンマー連邦の旧首都(ラングーン)で、ヤンゴン管区に位置し国内最大都市です。ヤンゴンの意味は、1755年ビルマ族のアラウンバヤー王がこの地を占領し「戦いの終わり」という意味で名付けたそうです。
1885年のイギリスとの戦争で占領されたビルマは、イギリスのコロニアル風の街並みと言われ碁盤の目状です。
ヤンゴンは降水量と湿度が高いエリアです。とくに熱帯モンスーンの影響を受ける5~10月の雨季は、湿気が強い上、道路が水没するなど移動にも支障をきたすほどの降水量を記録した程です。6~8月はサイクロンの直撃を受けることもあるようです。3~5月上旬は1年で一番暑い時期で、日中は外に出るのも億劫と言われている。そのため観光のベストシーズンは、11月~2月。年中の服装は日本の夏服でも問題ないようです。

 

ヤンゴンの一番の観光名所はシュエダゴンパゴダではないでしょうか。シュエダゴンの意味は、シュエ=金、ダゴン=ヤンゴンの旧名です。地元の方々にとっては神聖な場所であるとともに、観光客にとってはヤンゴン随一の名所。

 

約2500年前インド人商人が釈迦からもらった聖髪8本を頂き、納めたのが起源とされています。
シュエダゴンパゴダには、「聖なる黄金の塔」が存在しその周りには大小50あまりのパゴダ(仏塔の礼拝施設)囲まれています。小高い丘の上に建ち塔の高さは、約100メートル、周囲は400m、金箔が貼られており夜はライトアップされて照り輝いています。
パゴダ先端には、寄進された宝石で埋め尽くされておりミャンマー人の信仰心の厚さが分かります。

 

また、ミャンマーでは、自分が生まれた曜日を大切にするそうで、パゴダの周囲には曜日ごとの仏像が祀られています。そのため参拝する際は自分の生まれた曜日の動物が祀ってあるところで拝むと良いようです。
シュエダゴンパゴダは一日中参拝者が絶えることはなく、まさにミャンマー人にとっては聖地と言えますね。

 

ヤンゴンのお土産を買うなら、ヤンゴン最大マーケットの「ボージョーアウンサンマーケット」。お土産物、日用雑貨、宝石、ブティックや喫茶店なども多く集まっている。
営業時間は、朝10時から夕方6時まで。ミャンマーならではの、早めに店じまいをするところがあるので時間には余裕を持って行かれた方がオススメです。しかし、ヤンゴン市内を歩いていればどの辺りにも露天が出ているので買い忘れなども安心です。


ヤンゴン1  ヤンゴン2   ヤンゴン3

 


[バガン]
バガンとはマンダレー管区に位置し、イラワジ川中流域の東岸の平野部一帯には大小さまざまな仏塔や寺院が存在しミャンマー屈指の仏教の聖地とも名高く世界最大規模の仏教遺跡と言えます。そのため、カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつと称されています。


仏教整地のバガンは1044年にビルマ族による史上初の統一王朝が開かれた場所でもある。
「バガン」という意味は広くこの遺跡群の存在する地域を指している。一部の城壁に囲まれたオールドバガンは考古学保護区に指定されており、狭義での「バガン」はオールドバガンの区域を指す。
大小さまざまなパゴダ(仏塔)や寺院の大半は11世紀から13世紀に建設されたものとされている。
大きいものや小さいもの、鮮やかな白色をしたものや赤茶色をしたものがあり仏塔の数は3000を超えるとも言われている。
バガンから南東へ50kmを行くと、なだらかな丘の先に見えるのがパワースポットとしても有名な「ポッパ山」。幻想的であり、神秘的な風景から、ミャンマーの土着信仰であるナッ神を祀る整地として有名です。

 

バガンへ行くならニャウンウー町からです。飛行機を利用するなら、まずニュウンウー空港から向かいます。空港からオールドバガンへは車で約10分、ニュウバガンへは15分ほどです。
4月が一番暑く、気温が40度を超える日もあります。観光のベストシーズンは、12月から2月までの時期です。
バガンでの服装は、年間を通して夏服で大丈夫です。12月から2月の時期は昼まで30度以上まで暑くなりますが、朝晩は15度前後まで冷え込むので軽い羽織があるといいですね。5月から10月までは、雨期でスコールが降るので傘やレインコートなどの雨具が必携です。

 

街の中心部は遺跡が集中するオールドバガン地区には宿泊施設がほとんどないが、ホテル、レストランはニャンウーのマーケットから、シュエージーゴン・パヤー付近に多く点在する。街の交通手段は馬車自転車が便利ですよ。
バガンで一番精巧な寺院は、アーナンダ寺院です。1091年に3代目のチャンスィッター王に作られ、壮大でバランスの良いプロポーションと言われ、黄金仏の輝きはバガン王朝を代表するとも言われています。そして釈迦の遺骨と歯が奉納されていると言われている金色の仏塔、シュエジゴンパゴダ。周囲には土産物屋が並び、活気があります。

 

バガン1  バガン2  バガン3

 

[マンダレー]
マンダレーは、ミャンマーでヤンゴンに次ぐ第2の都市です。ビルマで独立を保った最後のビルマ王朝の都でもありました。
正方形をした旧王宮を中心に碁盤の目状に道が整備され、整然とした街並みが広がっています。米・タバコなどの農産物の取引が盛んです。

 

現在ではマンダレーはインドと中国の国境町の中心部にあることからミャンマー最大の中国資本の拠点で中国系ミャンマー人が多く暮らしています。
年間を通じて降雨量は少ないものの、3~5月の暑さはかなりのものです。11~2月が比較的快適な天気なのでこの時期の観光はオススメです。服装は日本の夏薄着で大丈夫です。

 

マンダレーは、ミャンマー無数の僧院と700を超えるパゴダ(仏塔)があります。そして、ミャンマーの仏塔は金箔がメインのものが多いのですが、マンダレーは純白のものが多いです。
マンダレーヒルは、南側の入り口を巨大な2頭の獅子が守り、荘厳な雰囲気が漂います。山頂部にはマンダレー最古の仏塔があり、そのテラスからは広大な旧王宮や市街を一望することができます。
山全体が一つの寺院になっていて、頂上からはマンダレーのパノラマ景色が見れます。ここから見る朝日夕日は格別です。
世界の公式「仏典」がクドードーパゴダの中にあります。そこには仏教のパーリ経典が全文彫り込まれた729枚の石盤が、1枚ずつ白い仏塔に納められている。そのため、仏典を学ぶために、ミャンマー全土から僧侶がマンダレーにやって来ます。

 

マハムニ・パゴダは、マンダレー最大規模の仏塔です。疾患のある部分をなでると症状が改善するといわれていて、金箔を貼り付けながら仏像をなでます。
獅子などの6体の青銅像はカンボジアのアンコールワットにあったものですが、抗争の結果マンダレーに移りました。

 

マンダレー王宮は、ミャンマー最後の王朝コンバウン朝の王宮です。1857年にミンドン王が建設したものの、1945年日本軍と英印連合軍との戦争により消滅したが、再建された。現在はミャンマー軍の施設として軍の就任式などに使用されているため、王宮の一部が一般に開放されています。

 

また、遺跡巡りの他にも楽しめるのがショッピング。4階建のビルの中がすべてマーケットに食品や日用品を中心に商店が詰まったゼージョーマーケットです。マーケットの外にも露天のお店があるようで、存分に楽しめます。
26番通りと84番通りの角に建っている時計塔は、イギリス植民地時代にビクトリア女王の即位60周年を記念して建てられたものです。
荘厳な仏像とショッピングも楽しめる、ミャンマーの中心地。存分に楽しめそうですね。

 

[インレー湖]
インレー湖は海抜1,300m程のシャン高原高原に位置しています。
長さ22km、直径10kmある湖には、およそ15万の人々が暮らし水深は浅いためここでは水上に家を建てて暮らすインダー族の暮らしに触れることも体験出来ます。湖の東西には山々が連なり、トレッキングも楽しめます。インレー湖ではボートで湖上から風景を楽しむだけでも十分満足できる名所です。

 

山と田園に囲まれたインレー湖。
インレー湖の水は青く澄み、晴天時の湖面は日光で七色に変化します。世にも珍しい水上に浮かぶ水上パゴダも存在します。そして、水上マーケットもあります。
水草を集めて作られた浮島に人々は家を建て、野菜を栽培したり魚を捕ったりしながら暮らしています。水上のリゾートホテルもありますし、ボートで一周する際にランチで立ち寄ってみるのも面白いかもしれませんね。

 

インレー湖はシャン高原にあり、夏でも涼しくて過ごしやすく、11月から2月の間にインレーへ行くならセーターなどの暖かい衣服を持参された方がいいです。
インレー湖のあるニャウンシュエの街の中心はマーケット街です。レストランや旅行会社、お土産屋はマーケットの周囲集まっており、バス停もマーケット西門のすぐ近くなので便利なので観光の際は是非覗かれてみて下さいね。

 

また、毎月、1と6の付く日に浮島に住む人々は船を使った水上マーケットを開いています。マーケットでは色々な食料品や日常品を運んできた小船と買い物に来ている小船が集まります。マーケットは夜明けから始まり、11時ごろになると閉店するようなので開かれる日は場所によって異なるようなのでお目当てのマーケットがある場合は確認が必要のようです。

 

ファウンドーウー・パゴダはインレー湖の湖畔に建つ仏塔です。本尊である5体の仏陀像があるが本来は普通の仏像の形をしていたが、金箔を貼りすぎたためお団子のように丸くなってしまったそうです。男性のみ触ることが出来るため、女性の方は気を付けて下さい。

 

また、ガーペーション寺院もインレー湖の水上に浮んでいます。寺院へ行くのも水上での移動です。木造の古びた寺院は情緒があり、たくさん住んでいます。また、仏像も柔らかい表情のものが多いです。ここでは、ジャンプして輪の中をくぐるという猫がいるとのことで「ジャンピング キャット」でも有名ですが、最近は今迄芸を仕込んでいる高僧がいないようで芸が見られないとも言われています。
日本の神社仏閣にも猫は多いのですが、世界共通なのですね。

 

インレー1  インレー2  インレー3